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コレクターズ・キング・クリムゾン vol.10
・キング・クリムゾン
【WHDエンタテインメント】
発売日: 2006-07-26
参考価格: 10,500 円(税込)
販売価格: 9,975 円(税込)
Amazonポイント: 99 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 9,200円〜
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- 収録曲 - 1. プロザック・ブルース 2. ザ・コンストラクション・オブ・ラ... 3. ザ・ワールズ・マイ・オイスター・... 4. インプロブ・ウォーソウ 5. ダイナソー 6. ワン・タイム 7. ブルーム 8. ケイジ
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カスタマー平均評価: 4.5
USA完全盤目当てなら買わない方が....。 私もこのシリーズに踊らされ1?10まで全て購入しましたが、USAの元音源目的で購入したのにThe Collectable King Crimson, Volume Oneはわずか2000円足らずで同時期の"Live in Mainz,1974"と "Live in Asbury Park, 1974"の 二枚組の方が絶対お買い得だと思います。もう抱き合わせ商法は止めて欲しいです。輸入盤はチープな作りの二枚組ですが、音は日本盤との違い感じませんでした。 内容充実のvol10です コレクターシリーズも、いよいよ第10巻目。今回は、71年のアイランズクリムゾン、74年のlineup3が2種、そして2000年のlineup6からなります。
今回の目玉は、やはり、あのUSAの元ネタである74年のアズベリーパークでのライブでしょうか。USAは、デヴィッドクロスの演奏部分を、エディジョブソンに差替えていることで有名ですが、こちらでは、正真正銘のライブ音源を聞くことができます。で、聞き比べてみた結果ですが、そこまでして、フリップが差替えにこだわるかなあというもので、こちらの方が自然な流れになっています。まあ、確かに、クロスの演奏は、他のメンバーに比べたら、迫力の点で劣るかなという気もしますが。
他にも、アイランズを演奏しているアイランズクリムゾン、そして、lineup6でのインプロが聞けるものなど、オビにもある通り、シリーズの中でも、屈指の充実度を誇るものだと思います。 Boz Burrellの想い出に アイランズクリムゾン(LINEUP2)は次のメタルクリムゾン(LINEUP3)ほど話題にならないのですがこのBrightonは先ごろ亡くなったBoz Burrellを偲ぶにも格好のアイテムです。
他の方もお書きになっていますがIslandsが大変に貴重です。と言うのもアイランズクリムゾンのライブはKCCCでもPlymouth,Summit Studio,Orlando,Jacksonville,Detroitに続く6枚目のリリースになります。正規盤のEarthboundも加えると7枚目になります。フリップ翁はこのラインナップへの嫌悪を明らかにしていますが、ではなぜこれまでにリリースしているのかは興味深い物があります。それはさて置き、7枚を通じて唯一Islandsが聴けるのが今回リリースされたBrightonなのです。1971年10月と言えば「アイランズ」のレコーディング作業がすべて終わった直後のツアーのものでこのラインナップのある意味最良の部分(これ以降は崩壊に向かって突き進みますが)が聴けるといってもいいかもしれません。音質は悪くもう少しBozのボーカルがクリアーに録れていたらとも思うのですが貧弱な録音を通してもBozの優しさが伝わってきます。極めて短命に終わったBozのクリムゾン時代ですが彼のファンにはまたとない贈り物でしょう。Boz Burrellよ安らかに! Live in Brighton 1971 メル・コリンズ、ボズ・バレル、イアン・ウォーレス時代のブライトンのライブについて触れてる方がいないので、若干。
イアン・ウォーレス、自ら語るようにブートにいくら手を加えても音には限界があります。でも、ここでの連中の演奏は間違いなく最高の出来の部類であるのは間違いなし。この面子で、アメリカをツアーしたとき、イアンとメルはシカゴでブルースにはまってた、フリップの方は、ジャズを発見してたなんてウォーレスは言ってます。アイランドあたりでは、明らかにジャズっぽいインプロにフリップがついていけないという感じがするんですが、ここではそうでもないかなと。
しかし、フリップはもともとクラシック・ギターの訓練を受けていて、ジャイルズ・ジャイルズ・フリップなんかでは、ジャズ・ギターやってるんだけど想像力に欠けてました。ちなみに、フリップと同じ先生にギター習ったのが同郷のアンディ・サマーズ。 USAの本来の姿に感動! 1974年、「RED」録音前の最期のツアーを記録した「USA」は、発表当時から音の良さとエディ・ジョブソンのオーヴァーダビングが話題でした。嘗て、「USA」の本来のライブをCD化し、「USAU」として発売する、という宣伝がありましたが、30周年記念版は、「USA」にLPでは収まりきれなかった2曲がボーナストラックとしてプラスされただけでした。しかし、ついにアズベリーパークでのライブ録音が完全な形で聴くことができます。スリーブにモーテルでフリップが書き留めたと思われるセットリストが写っていますが、「スキゾイドマン」は、アンコールだったこと。「イージー・マネー」後半のフェードアウトは、メドレーとしての「BLOW」に繋がっていたことが判ります。これなら、「Starless」で終わるという構成に納得!アンコールまでの聴衆の鳴りやまぬ拍手がしっかり録音され、自然な形で聴き通せるのですが、オーヴァーダビングは何故行ったのか理解に苦しむ程、力強い演奏(約78分)に脱帽です。ファン必携でしょう。「Islands」のライブも貴重!
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Live in Hollywood/Absolutely Live
・The Doors
【Wea International】
発売日: 2003-11-25
参考価格: 3,014 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 9,116円〜
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- 収録曲 - 1. Welcome 2. Back Door Man 3. Break On Through... 4. When the Music's... 5. You Make Me Real 6. Universal Mind 7. Touch Me 8. Soul Kitchen 9. Jim Introduces R... 10. Close to You 11. What You'd Like ... 12. Peace Frog [Inst... 13. Blue Sunday 14. Five to One 15. Celebration ・・・
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カスタマー平均評価: 0
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Headless Cross
・Black Sabbath
【IRS】
発売日: 1990-08-24
参考価格: 1,224 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 9,126円〜
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- 収録曲 - 1. Gates of Hell 2. Headless Cross 3. Devil & Daughter 4. When Death Calls 5. Kill in the Spir... 6. Call of the Wild 7. Black Moon 8. Nightwing
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カスタマー平均評価: 4.5
コージー・パウエル参戦のドラマチック・メタルです。 アイオミ(G)とマーティン(V)にコージー・パウエル(D)を加えた錚々たるメンバーで、リスナーの期待通り、想像通りの、ドラマティックなヘヴィー・メタルを聴かせてくれます。
特に、アナログのA面(tr1?tr4)は圧巻!サバス独特の構成美で一気に聴かせます。tr3に至っては、コージーの面目躍如。ツーバスドコドコの疾走ナンバーは、サバスらしいかどうか?という問題はさておき、メタル・ファンはじっとしていられない筈。
欠点を挙げるとすれば、B面の貧弱さか。A面が凄すぎるから、余計にそう感じます。その点が★マイナスひとつ。 個人的サバス最高傑作 ロニー脱退後、ヴォーカリストはそれこそイアン・ギランやらグレン・ヒューズやらに変わっていき、他のメンバーも次々と脱退していき、実質BLACK SABBATHの看板を背負っていたのはギタリストのトニー・アイオミ唯一人という時代が80年代〜90年代の彼らの姿であったわけですが、そんな彼が前作の【THE ETERNAL IDOL】より迎えた無名ヴォーカリスト、トニー・マーティンと共にリリースした89年作品がこちらであります。 無名とは言えトニーはハイトーンもソウルフルにも歌える事が出来る非常に器用なヴォーカリストで、個人的にこの頃の耽美的なサバスの世界観をよりよく表現しえた非常に稀有な才能を持ったヴォーカリストであった事は間違いないでしょう。また、本作ではスーパー・ドラマーのコージー・パウエルがテクニックとセンスを高次元で融合させた素晴らしい溢れるドラミングを提供しています。 耽美的なメロディも本当に素晴らしい。 サバス特有の重さが耽美性という美しい黒い華を咲かせた、という感じです。 個人的には捨て曲なしの素晴らしいメロディックHM作品です。 やはり王道! 最初CDプレーヤーに入れてヴォーカルを聴いたときはあまりにロニー・ジェームス・ディオの声や歌いまわしに似ていてびっくりした。国内盤が廃盤になってから久しく、入手がし辛かったので大いに堪能した。路線としてはHeavenAndHellに近く、オジー在籍時以外のサバスのアルバムとしてはSeventhStar(トニーのソロ名義だが)とならんで好きなアルバムだ。
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The Story of Them Featuring Van Morrison
・Them
【London】
発売日: 1997-10-20
参考価格: 1,813 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 9,049円〜
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- 収録曲 - 1. Story of Them, P... 2. Don't Start Cryi... 3. Gloria 4. Philosophy 5. One Two Brown Ey... 6. Baby Please Don'... 7. Here Comes the N... 8. All for Myself 9. One More Time 10. Little Girl 11. I Gave My Love a... 12. Go on Home Baby 13. My Little Baby 14. Mystic Eyes 15. Don't Look Back ・・・
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カスタマー平均評価: 4.5
“Van Morrison & Them”みたいだけど… 時代を反映した数々の定番カヴァー(Route 66、Bright Lights, Big City、Something You Got、I Got A Woman等)やオリジナル曲(独自のブルースが展開されている)での、アイリッシュ魂(ケルティッシュ魂)溢れるヴァン・モリソンのヴォーカルは一聴の価値あり。 エリック・バードンと並ぶブルース・シャウターだ!
ゼムは“孤高のアイリッシュ・シンガー”ヴァン・モリソンを中心に結成されたベルファスト出身のビート・バンドで、ガレージ・バンドによくカヴァーされた「Gloria」が代表曲。 ヴァン在籍時の彼らの全音源を集めた2枚組CDで、入手困難だったEP収録曲が手軽に聴けるようになったのは良い。 ヴァンがソロ転向後もバンドは存続するが、(売れない)名作を発表していく事になるヴァンとは対照的だ。 ビジネスにまみれたロック・シーンと距離を置いて活動したいと語るヴァンは若い時からオヤジだったんだね(今では頑固親父そのもの)。 ヴァン・モリソンの若さ溢れるロック・ヴォーカルが聴きどころ まずは音楽的なレビューから。ヴァン・モリソンがソロになってからのサウンドにくらべると、「ゼム」のサウンドは、チープな感じが全体的に漂い曲調にも統一性がないことが気になります。しかし、まず、「ゼム」が、日本のグループ・サウンズ含めて60年代のバンド・サウンドからよく味わえる生っぽいサウンドを聴かせてくれます。次に、ここでのヴァンのヴォーカルは、バンド・サウンドに合わせてシャウトするものです。ジャズやアイルランドのトラッド・フォークの曲調に合わせて歌い上げ、神の領域に達しつつあるかのように老成しすぎている観のあるのちのヴァンのソロ時代とくらべると、なんとも若さに溢れています。CD2−9のボブ・ディランのカヴァー「イッツ・オール・オーヴァー・ナウ・ベイビー・ブルー」はオリジナルを上回るほどにすばらしいです。次は商品そのものの内容について。「ゼム」のファースト・オリジナル・アルバム、セカンド・オリジナル・アルバムとこのコンピレーション・アルバムとのちがいについて言うと、まず、オリジナルのほうは、すべて、ステレオより音に厚みがあるとされるモノラルであるのに対して、こっちのコンピレーションは、29曲がモノラル、20曲がステレオです(本当は全部ステレオにしたかった、とブックレットに書いています)。次に、ファースト14曲、セカンド16曲であるにもかかわらず、このコンピが49曲(ちなみにUS盤は一曲多い50曲)入りなのは、9曲のヴァージョン違いなどが含まれているからです。ですから、このコンピで、「ゼム」の全体像がつかめるし、モノラル音源やオリジナル・アルバムでの曲順へのこだわりなどがなければ、十分楽しめるでしょう。
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Live From Earth
・Pat Benatar
【Alliance】
発売日: 1997-02-26
参考価格: オープン価格
販売価格: 品切れ中
中古価格: 9,099円〜
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- 収録曲 - 1. Fire and Ice 2. Looking for a St... 3. I Want Out 4. We Live for Love 5. Hell Is for Chil... 6. Hit Me With Your... 7. Promises in the ... 8. Heartbreaker 9. Love Is a Battle... 10. Lipstick Lies
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カスタマー平均評価: 3.5
適度にハードで聴き易い・・・ライブで統一したほうが良かったと思いますね。 1983年リリース。個人的にパットベネターのアルバムは、この1枚のみ所有・・・ニールジェラルド(G)のプレイを、とにかく聴いてみたかったのが購入動機でした。ライブとスタジオ(9&10)で構成されているので、正直中途半端な印象を受けますが、(おそらく)絶頂期のライブ音源を聴く事ができるという事を考えれば、十分聴き応えある仕上がりと言って良いでしょう・・・CD化に伴い、ライブトラックを増やして欲しかったよなあ!ニールジェラルドのプレイは、とても小気味良くカッコいい・・・(おそらく)スタジオ盤よりロックしてますね!パットベネターのボーカルは、その華奢なスタイルからは想像出来ないほどパワフルでなかなか凄い・・・現在は、かなりのオバさんになってるのかなあ(トーヤにもかなりショック受けたからねえ、笑)。ライブ音源は、1982年?1983年アメリカ&ヨーロッパツアーのもの・・・前述したようにライブトラックを増やして、当時のセットリストに組み直すなんてのもいいと思うのですが。80年代のMTVでヘヴィローテーションだった曲が(おそらく、笑)入ってたりするので、当時の雰囲気を懐かしむのにもいいCDだと思います(笑)。プロデュースは、ニールジェラルド・・・とっても奥さん想い(って、この頃は結婚してたのかな?)。 80' lovein'!! レコードで買いました。全盛期に彼女が来日しなかったのが残念でした。当時このアルバムのVHSビデオが出ていたはずですが、そちらも見てみたい。DVDのライブインヘブンは、お奨めです。
パットの真髄はココ? パット・ベネターに何を期待するか?・・で、このアルバムの価値は違いそうです。 『Heart Breaker』を筆頭に、どの曲もスタジオ録音版とは違います。 アレンジ、パワー、別人が歌っているように感じてしまうほどです。 なんか物足りない 当時の女性ROCKボーカリストの人気・実力NO.1だったパット・ベネターの初ライブアルバムで期待したのですが、思いっきり期待外れでした。 入っている曲もヒット曲満載なのですが、なにか物足りない! 曲間もだらけているし・・・。ついでにスタジオ録音でシングルでヒットもした、「Love Is A Battlefield」・・・この曲もなぜヒットしたか?です。
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[ CD ]
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Nothing's Gonna Stop
・Jefferson Airplane ・Starship
【Pid】
発売日: 1998-08-18
参考価格: オープン価格
販売価格: 品切れ中
中古価格: 9,099円〜
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- 収録曲 - 1. Somebody To Love 2. Volunteers 3. Watch Her Ride 4. Ballad Of You & ... 5. White Rabbit 6. Miracles 7. With Your Love 8. Light The Sky On... 9. Jane 10. Runaway 11. Count On Me 12. Save Your Love 13. Find Your Way Ba... 14. We Built This Ci... 15. Sara ・・・
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カスタマー平均評価: 0
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[ CD ]
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Never Say Goodbye
・Roky Erickson
【Emperor Jones】
発売日: 1999-02-09
参考価格: 1,531 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 8,933円〜
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- 収録曲 - 1. Unforced Peace 2. I Love the Livin... 3. I Pledge Allegia... 4. Pushing and Pull... 5. Save Me 6. Think of as One 7. Birds'd Crash 8. Never Say Goodbye 9. Be and Bring Me ... 10. I've Never Known... 11. @2 Gone and Numb... 12. I Love the Blind... 13. Something Extra 14. You're an Uniden...
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カスタマー平均評価: 0
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Heartaches & Harmonies
・The Everly Brothers
【Rhino】
発売日: 1994-10-18
参考価格: 6,130 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 9,088円〜
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- 収録曲 - 1. Don't Let Our Lo... 2. Keep A' Lovin' Me 3. Bye Bye Love 4. I Wonder If I Ca... 5. Hey Doll Baby [D... 6. Wake Up Little S... 7. Maybe Tomorrow 8. All I Have to Do... 9. Claudette 10. Brand New Hearta... 11. Bird Dog 12. Devoted to You 13. Problems 14. Long Time Gone 15. I'm Here to Get ... ・・・
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カスタマー平均評価: 5
いろいろベストがあるので評価は難しいですが、、、 このボックスセットの特徴としては、@彼らがラジオに両親と一緒に出演しいていたころの演奏が聞ける Aコカコーラのコマーシャルソングを聞ける が大きな特徴である。内容的には未発表バージョンあり、音質も良くなっており、なかなかの画期的なベストボックスセットであった。ライナーにも彼ら自身が自分の曲についてのコメントを寄せているなど興味深い。しかし、これだけいろいろベスト盤やらがでると上記の二つの特徴くらいしか際立った特徴はないようにも思います。長年ファンでいるとこういう問題は悩みの種ですね。だって、ベストヒット曲はどれにも収録されているのでダブリまくりですもんね!!!cathy's ClownとかBye Bye Love なんてどれだけ持ってるんだろうかな?
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[ CD ]
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Layla and Other Assorted Love Songs
・Derek and the Dominos
【RSO】
発売日: 1993-09-15
参考価格: 3,371 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 9,047円〜
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- 収録曲 - 1. I Looked Away 2. Bell Bottom Blues 3. Keep on Growing 4. Nobody Knows You... 5. I Am Yours 6. Anyday 7. Key to the Highw... 8. Tell the Truth 9. Why Does Love Go... 10. Have You Ever Lo... 11. Little Wing 12. It's Too Late 13. Layla 14. Thorn Tree in th...
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カスタマー平均評価: 5
過大な期待は禁物だが・・・ Vocalが若干クリアになっているとの評価を見かけますが、個人的には(曲によって差はありますが)Drumsの音がちゃんと聞こえるようになったと感じます(ちなみに、Remixed Versionとの比較です)。要は、SHM-CDはアコースティック音源の改善へ貢献しているということかな・・・。 切ない恋に、この1枚 タイミングと人の縁と実力と場所。 まるで音楽の神様に導かれるように すべての要素がかみ合い、濃密に絡み合い、 幸せな化学変化を起こした結果、 この世に生まれ落ちた名盤。クリームに別れを告げたクラプトンが 自らのルーツを探るようにアメリカ南部へ渡り、 そこで出会ったミュージシャンたちとの 純度の高い交歓が珠玉の楽曲と演奏として結実し、 このアルバムにしっかりと刻まれている。 クリーム時代のクラプトンを望むファンの失望はもろともせず、 リリースからの長い時をかけて、彼はこのアルバムの 「やりたいように作った」楽曲群を押しも押されぬ名曲として ファンに認知させてきた。 全編を通してデュアン・オールマンとのギターの絡みが 過不足なく歌を引き立てており、2人のギタリストが お互いの持ち味を殺すことなく補完しあっている という意味で最高のロックアルバムと言えるだろう。 自らのルーツであるブルーズナンバーの07. なども リラックスして披露しており、25歳にして豊穣な収穫期を 迎えているクラプトンのヴォーカルも存分に味わえる。 あえて2曲だけ吉里爽好みの曲を挙げてみよう。 やはりロック史上最高峰のギターリフがむせび泣く タイトル曲の 13. と、叶わぬ恋の熱情を歌った 02 だろうか。 道ならぬ恋、切ない恋をしている人には、この2曲が 心の奥深いところまで届くこと請け合いだ。 好みが分かれるところだろうが、時代を感じさせる ジャケットもなかなか美しい。 ロック史上に燦然と輝く大名盤 ストーンズがブルース・バンドだというのと同じ意味で、エリック・クラプトンはブルース・ギタリストである。クラシック・ブルースの名曲4などにその真骨頂が伺える。 しかし、本作は5、8、9、10、13等のタイトルを見るまでもなく、ラブ・ソング集である(アルバム・タイトルにもそうある)。 その最大の特色は、ボトルネック奏法を得意とするデュアン・オールマンのギターを前面にフィーチャーしていることである。クラプトンはどちらかというと控えめな演奏に終始している。これが奏功している。クラプトンは誰かの後ろに回ったときに最高の輝きを見せる、というのが私の持論である。 クラプトンやオールマンなどというと、ハードなロックを連想するかもしれないが、むしろ良質のポップといっても良いような仕上がりを見せている。その完成度たるや、30年以上たった今聴いても少しも色あせることはない。 当時は2枚組レコードとして扱われていたんです。 この時代の2枚組レコードというのは、大変パワーの入ったものが多く、ミュージシャン達は、名盤を多く残しています。 ビートルズの「ホワイトアルバム」、ストーンズの「メインストリート」、ツェッペリンの「フィジカルグラフィティ」、フーの「トミー」「四十人格」と、数えだしたら限がありません。 こういった2枚組みアルバムは、彼らにとってターニングポイント的な存在となって、その後の方向性を変えていく大きなきっかけとなっています。 「レイラ」を聞くのにベスト盤は持ってないけど、このアルバムだけは持っているという人は、かなり多いのではないでしょうか。 全体に漂う土臭いサザンロックの雰囲気は、それほど彼の方向性を変えていったとは思えませんが、「レイラ」が入っているのですから、やはりキャリアを語る上で重要な意味を持つものだと思います。 泣きのギタートーンが多いナンバーを沢山聞かされた後に流れる「レイラ」は、単品で聞くよりも、深い切なさを感じさせてくれます。 因みに「デレク」というのは、当時、エリックがこのアルバムをリリースするにあたり、自分のネームバリューを使わずに勝負したかった為、自らをこう名乗ったと言われていますが、発売時には完全にバレてしまっています。 五木ひろしも以前同じようなことをやっていたのですが、名声のある人というのは同じようなことをしたがるものなんですねぇ… クラプトンの他のアルバムと比べても、捨て曲は一切なし。 聞き終わる頃には大変疲れますが、名盤です。是非この機会に。
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[ CD ]
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Born to Be Wild
・Various Artists
【Madacy】
発売日: 1997-08-19
参考価格: 2,042 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 8,995円〜
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- 収録曲 - 1. Wild Thing 2. Kicks 3. Shakin' All Over 4. Time Won't Let Me 5. Liar, Liar 6. Bend Me, Shape Me 7. You Baby 8. Lady Willpower 9. Wooly Bully 10. Western Union 11. Laugh, Laugh 12. Keep on Dancing
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カスタマー平均評価: 0
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