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[ コミック ]
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN (19) ソロモン編・前 (角川コミックス・エース 80-22)
・安彦 良和
【角川書店(角川グループパブリッシング)】
発売日: 2009-06-26
参考価格: 588 円(税込)
販売価格: 588 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 263円〜
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・安彦 良和
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カスタマー平均評価: 5
ガンダム、暴走?! 連邦のソーラーレイがソロモンを灼き尽くし、漢ドズルが妻子に別れを告げ悲壮な覚悟で出撃する。そして、物語はいよいよニュータイプ同士の邂逅、ララアとの悲劇へと向かうわけですが、主役メカ「RX-78ガンダム」の存在や役割もこれまでとは大きく変わってゆくのでしょうか?
これまで30年にわたり、あくまで「兵器=道具」であり、決して「意思を持つロボット」として描かれることはなかったガンダムが、マグネット・コーティングを契機に「暴走」します。それは、あたかもアムロの覚醒と呼応するようかのようで、アムロの成長過程に、アニメ本編以上にこだわってきたORIGINならではの演出とも云えます。
スレッガーとミライのひとときのロマンス、シャアとキシリアの駆け引きといったお馴染みの名シーンが、ややあっさり流された感じもありますが、ORIGINならではのクライマックスを期待させる布石の数々に、ページを繰る「手の震えが止まりません」(?)。 戦いは数だよ、兄貴!! いよいよソロモン。
宇宙における連邦軍の本格的な反攻のスタートです。
とは言っても、
ザビ家兄弟の足並みの乱れ、
ソーラ・システム照射、
ビグザム登場とスレッガー特攻・・・
ガンダムファンにとって分かりすぎている結末。
そんなストーリーを真剣に読ませてしまうのが安彦の筆力か。
相変わらずサブ・キャラクターがいちいち魅力的。
身長2メートルを超える大男でありながら、典型的な「技術屋」のモスク・ハン博士。
ソーラ・レイの展開の遅さに焦る猛将ティアンム中将。
多くの人の運命を巻き込みつつ、燃えるソロモン・・・
主要キャラクターが2名は確実に消える次巻。
彼らの最期がどう描かれるか、今から待ち遠しい。 漢、ドズルの生き様 ガンダム THE ORIGIN の19巻目です。
とうとうソロモン戦が始まりました。
オリジンは安彦さんの解釈で描写されていますから
富野ガンダムの好きな当方からみるとちょっと違和感があります。
モスク・ハン博士とアムロのやり取りなど
TV版では技術者同士のエールや博士のさりげない父性が垣間見える描写でしたが
オリジンはあらゆる意味で熱いやり取りが交わされます。
シャアとキシリアのやりとりも劇場版の柔らかな人間関係ではなく
非常に緊張感のある硬質なものになっています。
個人的に違和感がありますが富野ガンダムと安彦ガンダムはまったく別物と考えれば
非常に楽しめる作品となっています。
スレッガーさんとミライさんのやり取りはカットとコマワリと二人の表情がステキで
劇場版よりもジーンと来ちゃいました。
今回の特出はドズルさんでしょう、
安彦さんのウィキでの発言で、
もしかしたらドズルさんが一番好きじゃないかと思っていましたが
その描写は本当にカッコよく、そして泣けます。
本当に子供と妻を愛した男、ドズル。
本国(兄と姉)から見棄てられ絶望的な戦局の中で、漢の意地を貫こうとするドズル。
劇場版では安彦さんは書き下ろせなかった所為か、非常に情感溢れる描き方です。
早く次の巻が読みたいと思ってしまいました。
結末は哀しいのに。 アムロにそろそろ夜明けがくるかな…? 前巻でシャアのゲルググにコテンパンにされたガンダム、
マグネットコーティングでさあ反撃だ!といきたい所なのですが…。
アニメでは、この頃のアムロは割と落ち着いていてモスク博士とも意気投合したのに対し
コミック版の博士は相当、変人でアムロは不安一杯、フラウやセイラとも今更痴話喧嘩?
本作はシャアが腹黒全開で大活躍な一方で、本来主人公のはずのアムロは
命令違反もしてないのにガンダムを降ろされそうになる、過去編で出番激減、
ジャブローでのシャアとの再戦はジムで戦う羽目になる等、とにかく不憫。
(15歳の機械オタクが簡単に敵軍エースと互角以上になれる方がオカシイといえばそれまで?)
しかし本巻後半でのセイラとの模擬戦でようやく調子が出てきた模様。
ぼちぼちヒーローになれるでしょうか・・・。次巻に期待! 今巻もテレビシリーズと若干違う物語が読者を飽きさせないので☆5 地味にMAザクレロの大きさが変わっていたり、ガンキャノンの番号が劇場版と変更されていたりと些細な変更が、新訳らしくて面白い。問題は連邦のモビルスーツ(及び兵器群)が全部格好良く見えない(兵器も工業製品なんだから美しくないとなあ、ダサイのがリアルと思っている大河原派には理解できないだろうけど)事くらいかなぁ(笑)。
今巻もテレビシリーズと若干違う物語が読者を飽きさせないところが、実にイイ。正直、冨野版よりストーリーテラーとしての才能が安彦良和には在ると思う。
……だけれども、冨野小説版みたくシャアの逆襲編までオリジン版で連載して欲しいとミーハーながら思っています(笑)。
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[ コミック ]
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN (18) ララァ編・後 (角川コミックス・エース 80-21)
・安彦 良和
【角川グループパブリッシング】
発売日: 2008-12-24
参考価格: 588 円(税込)
販売価格: 588 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 487円〜
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・安彦 良和
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カスタマー平均評価: 4.5
ORIGIN 楽しみにしていたガンダム(アムロ)VSギャン(マ・クベ)は
両者が対峙することなく終わりましたが、
そういえばアニメ版でアムロに一刺しされてあっけなく散った
ゾック。こちらは登場する機会すらありませんでした。
特殊な大型モビルスーツが活躍するところが見たかった。
悲運なり。ゾック… 困りました。 テレビ版とは全く違う解釈の「テキサスコロニーの戦い」。
シャリア=ブルをはじめとして、シャアもララァもセイラも浮足立っていて、すごくキャラとしてのポテンシャルが落ちていました。
ギャンがすでに退場している関係上か、ブラウ=ブロが重力下で戦った挙句に、悲壮感のかけらもなく沈んでしまったのは哀れでした。
一方、よく頑張っていたのがアムロ、スレッガー、そしてガンタンクでした! 安彦氏の絵柄は独特の味わいがある マンガ版のガンダム。やっとテキサスコロニーでの格闘。アムロVSシャア。
安彦氏の絵柄は独特の味わいがあるのだが、この巻は雑だと感じた。
戦闘シーンが多く、引きの構図が殆ど無いせいだろうか。
古き良き時代 まず、この巻は9巻から13巻の話が布石になってます。アニメにないシャアとセイラの過去が絡んできます。 最近読み始めの人は注意。 前半はNT(ニュータイプ):シャリア・ブルの話。「NTの悲哀」がテーマかなと思いました。NTと言ってもアムロやララァの様に優れたスーパー兵士になれる人もいれば、シャリア・ブルの様に違う才能の人もいる。戦争のなか、劣勢のジオンではギレンいわく「ニュータイプのこと未だ知られていぬことが多い」にもかかわらず、それが一緒くたに戦場に送られる…。 後半はテキサスコロニーでのシャアとセイラの邂逅。結構この兄妹は敵同士ながら広い戦場で偶然にもよく出会うのですが、ときどき僕はちょっと都合いいなと思いつつ、まぁ劇モノだからと思ってました。 今回はその辺が払拭されて納得できました。 二人とも今回は昔の記憶(古き良き時代)に会いに行ったのです。富野監督自身もアニメのこのシーンを「戦闘中にシャアがわざわざセイラに逢いにくる、非常にリアリティのない場面」と竹書房のムック(機動戦士ガンダム 連邦SIDE)で語ってましたが、富野監督もこのオリジン版は納得かも知れませんね。映画でシャアが白馬で現れたのも理由が判らなかったのですが、きっとテキサスでの少年時代を思い出して乗ってみたんでしょう。自分で「過去を捨てた男」といいながら、実は捨てきれてないキャスバル。 そしてセイラの前だからこそ語られるシャアの本心。 作者のシャア解釈であり、オリジン版シャアの今後を読むシーンか? 最近戦闘中のシャアのセリフがアムロに比べてやや多いのが気になります。シャアは飽くまでも人気はあっても脇役だし、二枚目は喋り過ぎない方がいいと思う。 ガンタンク大活躍! 17巻と比べて躍動感溢れるストーリー展開です。
シャリアブルが原作より哀れな役回りになっていたのが少し残念です。
やはりコロニー内であの図体では無理があります。
原作の彼はカッコよかったのにニュータイプの出来損ないのような扱いで、
完全にシャアとララァの引き立て役になってしまいました。
それはさておき、この巻はガンタンク大活躍です。
ある意味、ブラウブロ戦やゲルググ戦は結果を知っているので
安心して見ていましたが、ガンタンク戦はそうはいきません!
唸る主砲がザクを撃破する撃破する。
前面装甲は艦砲だって打ち抜けないようです(本当か!?)。
そして最後は主砲串刺しのゼロ距離射撃、すごすぎる。
ガンダムを回収に来たモビルスーツもガンタンク。
主砲及び腕部はアーム状に切り替えられて、ガンタンクがもはや一線から退いていることを予感させます。
しかし、パイロット及び運用法次第でまだまだ活躍できることを証明してくれました。
1コマの中に2台のタンクを描いてくれる著者のセンスに脱帽です。
大活躍ガンタンク!
ガンタンクの戦力比が11%なんてもう言わせません。
完全にストライクゾーン狭そうですが、ガンタンクファンの方には垂涎の一冊、☆5つです。
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[ コミック ]
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN (17) ララァ編・前 (角川コミックス・エース 80-20)
・安彦 良和
【角川グループパブリッシング】
発売日: 2008-06-26
参考価格: 588 円(税込)
販売価格: 588 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・安彦 良和 ・矢立 肇 ・富野 由悠季
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カスタマー平均評価: 4
めぐりあい宇宙 ムービー本の焼き直し 今回はガックリ。松竹劇場版めぐりあい宇宙のムービー本(マンガのコマ割りにした本)とまったく同じ内容。コンテレベルで同じなので、安彦氏はムービー本を見ながら書いたに間違いない。
絵も力なく、今後の連載に陰を落とすことになりかねない。 おぢさんに愛の手を!!! コンスコン少将かっこ悪すぎ!
あんな無能な司令官があるかね。
私の愛するドレンも見せ場なくやられてしまった。
アムロのお父さんも悲惨なことになっているし・・・。
安彦先生、おぢさんたちに愛の手を!!!
あとはスレッガーさんに期待かなあ・・・。 原作通り いい意味でも悪い意味でも原作通りです…が最近の話しから気になっているんですがオリジンらしい雰囲気が無くなってきていると思いますMSや人の動き、演出、何よりMSデザインが原作に戻ってしまったのが残念です…ザクのあのかっこよさは凄かったのに…(まぁこの巻では頭しか出ませんが)あとこの巻で驚いたのはスレッガーとセイラさんが原作通りコア・ブースターに乗っていた事ですねシャア・セイラ編でMSの能力を嫌って程出したのに何故ここにきて戦闘機?ソロモンでの演出があるんでしょうがGMでの活躍も見たかったです… 地球生まれのララァ 安彦さんによればララァという娘は、なかなか好きになれないキャラクターだというインタビューをかなり昔から言われていました。富野色の濃いキャラゆえなのでしょうか?ダイターンのコロスやイデオンのカララなんかと同じ富野産の女性だからでしょうか?
一方アムロには好感を感じていて母と別れ、父と再会し、ミライには「かわいそうな子」と言われるアムロですが、安彦まんがに登場する少年像にもれず、ナイーブで反骨、本性は優しい子というアムロ。そんなララァとアムロですがオリジン最終章の中では、「戦い」の中で「互い」を「解ってしまった」間がらとして描かれるのだと思います。だから、ニュータイプなんて概念はめんどくさい・・、と笑ってコメントされていたことがありました。
安彦さんの中では、アムロなりララァに血肉の感じる描き方を予定しているように思うのです。ニュータイプの定義とされる、「宇宙に出てからの認識力の拡大」という話。みなさんお気づきでしょうがララァは「地球育ち」です。14巻でその素養を見出したのはシャアですが地球生まれの彼女には宇宙に出る前から「その才能」を持ちえていたわけです。安彦良和という作家は泥臭い作家です。古事記ではナムジが牢屋の中で幽閉され子供に帰っていくように、またかつての作品群の中でも心のうちの描写は、悲劇を体言してきた者達だからこそ「やさしさに打ち震える」ことが多く描かれています。終章に向けて安彦氏が好きな母性を描く象徴としてララァを描きたい。今巻のララァやアムロの姿を見ていると、そんな予定があるように思われるのですが。
だからこそ、だからこそ、二人の男が戦う理由がそこにあるように思えるのです。とても泥臭い訳を丹念に描きたいと思っているのではないでしょうか。シャアとアムロにとって縁(よすが)、ララァとは二人の男の間で揺れる女であり、厄介なひとに違いありません。もし、シャアの剣でアムロが血みどろに風に舞うようになっていたら、やはりララァはガンダムの盾になったのでしょうか? せん無いことですが、たぶんアムロの盾にはならないんじゃないか、そんな風に思っちゃうなぁ。
次巻収録となりますがシャリア・ブル戦がオリジナルとして展開しています。このオリジンのシリーズは一番世間に認知されている映画版が底本としながらも、増補、改定を加えながら展開しています。長くシャア・セイラの流浪篇などオリジナルの展開が続くものですので、カメラがホワイトベースに戻ってから続く新展開こそ、安彦氏がテレビシリーズで病気で倒れた後のクールを描く展開となります。
一見、テレビをトレースしているようですが、みなさんの洞察力で見落としているところはないでしょうか ?
ユリイカ 2007年9月号 特集 安彦良和
手の加えようがない、秀逸なストーリー。 辛口の評価がある事を念頭に読んだのですが、とても楽しく読み終えました。
雑だと言われている絵も、言われてみればそうかな?というぐらいで、
この作品に対する期待を裏切るレベルではないと思います。
僕が気になったのは背景が簡素だったことぐらいかな。
ストーリーはほぼ原作通りで、新解釈やサプライズはありませんが、
それもそのはず。
サイド6周辺のストーリーは、やはり原作が秀逸すぎますよね。
アムロの完全なるニュータイプへの覚醒と、父親との悲哀に満ちた再開。
ガンダムのメインテーマとも言える、運命的なララァとの出会い。
はたまたミライとブライトの恋物語などなど…
その後のストーリーを決定づけ、かつ、ガンダムが伝説になった
いくつかの重要な要素が、ここにはたくさん詰まっています。
他のロボットアニメとは一線を画した、ガンダムのガンダムたる所以が
ここに凝縮されていると言えるでしょう。
なので、原作そのままというのはむしろ当然の事で、
一巻の冒頭シーンと同様、ここは手の加えようがなかったと思います。
さらに、それぞれが交わすやり取りの中に、細やかなスパイスが
加えられているのですが、それがこの秀逸なストーリーをさらに
濃厚なものにしていて、ファンにも納得の出来ではないでしょうか。
ドレン率いるキャメル艦隊やコンスコン隊との交戦があり、
戦闘シーンも多いのですが、それでも人間ドラマの方が
強烈に印象に残っているのは、作者の描写力の賜物。
特に、ブライトとミライの間にある微妙な、淡く甘い空気なんかは、
結果が分かっているにも関わらず、読んでいてドギマギしちゃうぐらいでした。
ミライとカムランの関係を複雑な思いで見るブライトの心理状況は、
アニメではちょっと分かりづらく、しかも子供だった僕らには到底、
理解出来るものではありませんでしたが、ここが非常に分かりやすく描かれていて、
個人的に、最も印象に残ったシーンになりました。
ブライト、分るぞぉ?その気持ち!(笑)
ドレンとコンスコンの、人間味溢れるやられっぷりも良かったです。
ともあれ、今回も本当に楽しませて頂きました。
いつも思いますが、この作品を読めるのはファンにとって至上の慶びです。
だからこそ、もし安彦氏の体調不良が本当であれば、とても心配ですし、
まずは体調を万全にして頂きたいですね。
僕らは長い事この作品を待っていたのですから、
今さら少々の遅れがあっても大丈夫ですよ?!
と言いたいです。
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[ コミック ]
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機動戦士ガンダムUC (8) 宇宙と惑星と (角川コミックス・エース 189-9)
・福井 晴敏 ・矢立 肇 ・富野 由悠季
【角川グループパブリッシング】
発売日: 2009-04-25
参考価格: 693 円(税込)
販売価格: 693 円(税込)
( 通常6〜9日以内に発送 )
中古価格: 638円〜
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・福井 晴敏 ・矢立 肇 ・富野 由悠季
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カスタマー平均評価: 3.5
内容が薄い ガンダム好きなので毎巻購入して読んでます。福井さんの他の本は読んだ事が無いのですが、個人的には非常に退屈で読みにくいです。情景描写や説明的な文が多くて、会話が少ないのでスピード感に欠けると言うか、なかなか進みません。第1巻なんてアニメならば、1話で済みそうです。今冬からアニメが始まるみたいですが、失敗に終わりそうですよね。キャラクターとMSが少ないので、バンダイさんからの圧力が大変そう。 私には理解不能だった バナージに銃を突きつけ、フロンタルに降ることを求めたミネバ。同僚や仲間もフロンタルの捕虜となるが、その舌の根も乾かぬうちに、その同僚達に脱走を促すミネバ。そして脱走劇。一体何がしたいのか?敵味方陣営を右往左往するミネバに翻弄される人々。思えば、他のガンダムシリーズは、非常に多くの登場人物が織り成す話であったが、本作は結局バナージとミネバの個性が強すぎ、その行動がすべての話を決めている感じがある。ジンネマンもフロンタルも、一見キャラが強いが、「ローレライ」の田口や浅倉の造型と、実は同じ。福井ワールドお馴染みのキャラにガンダム色をまぶしただけ。個々の戦闘も、華々しくは感じるが、ローレライであった様な頭脳戦と言うよりは、マシーンのパワーや暴走で簡単に片がつく、読後は意外にあっけないものばかり。派手に始まり、あっと言う間にに終わったシャンブロ戦などがいい例だろう。現在の日本のおかれた状況を織り交ぜながらうまく描かれているが、「また福井ワールドの枠の中の世界」だな、と思えてしまう。非常に高く評価されている作品だが、違和感を抱かれる読者の方も、中にはいるのではないだろうか・・・。 よくできたガンダム小説 既存のガンダムストーリーの流れを踏襲しながら、「ラプラスの箱」を中心にした話の展開が新鮮で次の展開に惹かれてしまう。ガンダム小説では、小説らしい設定とつくりが基本となっている。今までの中で一番よくできたガンダム小説。ガンダムフリークにお勧め。 終局直前の大混乱 正直言って、フロンタル閣下の本意がよくわからない。ミネバの行動は行き当たりばったりだし、バナージも煮え切らない。日本の自衛隊を戯画化した共和国「風の会」は今後物語にどう絡むのか。
連邦の三連星とリディも、どう動く?リディにはデルタ・プラスに戻ってほしいなあ。
物語の行方が全く見えないまま、全員引き寄せられるようにインダストリアル7に集結していく。
結局今作でもシャアは行方不明で終わっちゃうんだろうか。福井さん、急がないで待ってますから、じっくり練っていい結末を書いてください。(祈) 正統のガンダムシリーズもの 宇宙世紀物のガンダムサーガ。アニメ化も決まったようで非常に楽しみ!
いよいよ終局に向かって進む。シャアの存在についても次第に明らかに。
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[ 単行本 ]
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機動戦士ガンダム00 高河ゆん Dear Meisters COMIC&ARTS
・高河 ゆん
【角川書店(角川グループパブリッシング)】
発売日: 2009-06-24
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
Amazonポイント: 13 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,000円〜
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・高河 ゆん
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カスタマー平均評価: 4.5
大、大、大満足!
高河ゆん先生のファンにはとても嬉しい一品となってます。
雑誌などに載っていたイラストなどを集めたものなので見覚えのあるものが多い
ですが、マイスターワークスで当たらなかったカードに使用されたイラストもあ
るので、私的にはとても嬉しかったです。
書き下ろしのマンガにもとても満足しました。
美麗イラストの数々にあらためて魅了されました。
高河ゆん先生ファンの方にはもちろん、OOファンの方にもオススメします!
1300円を安いとみるか、高いとみるか。 内容としては“デザインワークス”で収録されていたものに二期のイラストを追加しマイスターの漫画を掲載したもの、という印象。毎月雑誌を購読していたりデザインワークスをすでに持っている人は「物足りない」と感じるかも知れません。しかし描き下ろしの『ロックオン編』やセカンドシーズンから登場したキャラのデザイン稿が追加され、放送終了後の今だから語ることのできるファーストシーズン、セカンドシーズン通しての各キャラクターについての高河先生のコメントや細かい設定等十分に見応えもありました。個人的には満足しています。ガンダム00のキャラクター(特にメインの四人)が好き、高河ゆん先生のファンなら買って損はないかと思います。 【購入後の感想】 収録内容は、雑誌等に既出のイラスト(掲載された雑誌名、年月日号数記載のページあり)
一部書下ろしの既出コミック、主要キャラクターデザイン(初期画あり)&インタビュー。
イラストに関しては既出のものを収録しているのですが今後も高河さんがアニメ雑誌に描かないとは言い切れないのでコードギアスの様にイラスト集を出しておきながらその後も新規イラストがどんどん発表されるという事が起こるかもしれませんので時期尚早だったのではないかと思います。
コミックに関しては私はアニメ雑誌を買わないので収録には大変満足です、話もアニメのストーリーを損なう事が無く補完しているので違和感無く読めました。
キャラクターデザインに関しても衣装、ラフ画、デザインに関してのコメントなど収録内容は満足です、ただし全てがモノクロなので色が付いているイラストも欲しかったところです。
メカに関しては全く出てきませんがデザインの裏側を知れて満足です(特にティエリアの女装のくだりが)。
私はどちらかというとメカニックファンなのですが購入して損はありませんでした。 ガンダム00高河ゆん先生が好きならお勧め 書き下ろされロックオン編。
ロックオン(ライル)が過去を振り返る形でニールが出てきていますが、
彼の葛藤や愛すべき人との出会い…そして、刹那からライルへ送られた言葉(実際に読むのが良いですので割愛)。
もちろんマイスター全員の漫画もすでに雑誌にて発表されていますが、
こちらを読むことで、新たなライルの参加でさらにマイスター達がどんどんと繋がり絆を強めあいながら世界に挑むべく軌跡のスタートラインでもいえるかもしれません。
また、彼らは自らの歩む意味をも考え見つけていく…。
そして何よりも保存必見なのが、ゆん先生の美麗なイラストの数々。
これはゆん先生ファンにはたまらないものだと思います。
私的には、ティエリアの女装ですが(^^;
スタッフ陣とゆん先生とのキャラクターが生まれるまでの色々な試行錯誤のコメントや
以外にも先生の自由な発想に楽しさは読んでいても楽しいです。
ファンの方にはお勧めできる本だと思います。
私はどちらも好きなので☆5つでvv
帯がシュール 1月に発売されたデザインワークスに掲載されているファーストのイラストやデザイン稿に加え、セカンドのイラスト・デザイン稿・ニュータイプに掲載された漫画、それと描き下ろしの漫画も収録されています。 リヴァイヴに生かされているアニューの初期案とフェルトの初期案がすごくかわいくて気に入りました。サイズはデザインワークスに比べ小さめですがデザインワークスに収録されているイラスト・デザイン稿がほとんど(全部?)収録されている割に値段はこちらのが安いです。
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[ 大型本 ]
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ガンダムウェポンズ 機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)編
【ホビージャパン】
発売日: 2009-07-31
参考価格: 2,200 円(税込)
販売価格: 2,200 円(税込)
Amazonポイント: 22 pt
( 近日発売 予約可 )
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カスタマー平均評価: 0
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[ コミック ]
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愛蔵版 機動戦士ガンダム THE ORIGIN V シャア・セイラ編
・安彦 良和
【角川書店(角川グループパブリッシング)】
発売日: 2009-06-26
参考価格: 2,835 円(税込)
販売価格: 2,835 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,430円〜
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・安彦 良和
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カスタマー平均評価: 3.5
日本漫画は世界遺産!? 日本漫画は世界でも独自の文化である。
善し悪しは別として首相が自ら「マンガ大使」に立候補するような日本になったが、それでもマンガ=子供の読み物と思っている人も少なからずいるのではないだろうか?
日本人は、とかく日本発のものへ対する評価が極端に低い…。
ノーベル賞に選ばれて、初めて注目されるようになった学者や、アカデミー賞を受賞したとたんにリバイバル公開で満席になる映画、はたまた逆輸入するとプレミアがつく時計など…。
全部、日本発なのに海外を経由すると評価が高まるという現象にある。
外国で人気が出るとハリ○○ッ○ーなど実は面白くもない小説までも飛ぶように売れるという「裸の王様」国民となってしまった。
黒船や敗戦のショックから未だに抜け出せないのかと思ってしまう。
芥川賞受賞!などの触れ込みがあると一気に売れる小説だが、言葉遊びだけで内容が希薄な小説が妙に有り難がられている。
本作品は発行部数ではハリー○ッ○ーなどには遙かに及ばないが、内容では並の小説ならば遙かに凌駕している。
特にアニメーター出身の安彦氏の画は躍動感に溢れ、静止画であるにも関わらず動画の画面の一ショットを画にしたような見事さがあり、画一枚一枚が芸術作品のようにも感じる。
綿密な心理描写やストーリー、そして見事な設定など…どれをとっても超一級。
巻末の別作家によるマンガは「いらない…」と思うが、安彦氏がそれを認めているのだから良いのだろう。 もう、やめて欲しい... 作者の後書きだけで十分なのに。
無関係な巻末マンガ、そして無遠慮な帯文。
止めませんか?角川さん。
本編は★★★★★です。 シャアは如何にして復讐者と成ったか?! 本巻はいわゆるTV版、映画版では語られることの無かった、ガンダムの前日譚です。
演説中に倒れ、帰らぬ人となったジオン・ズム・ダイクン。
遺児のキャスバルとアルテイシアはその後どんな過酷な運命をたどるのか・・・?
ファーストファンなら知らずには置けない「語られる前の物語」が紐解かれます。
幼い頃のシャアはどんな少年だったのか?
なぜ復讐鬼として爪を研ぐことになってしまったのか?
そもそもダイクンの遺児という立場に在りながら、何故シャアを名乗り、ジオン軍に潜り込めたのか?
セイラはなぜサイド6に居る事になったのか?
「青い巨星」ランバ・ラルの若い頃の活躍と挫折とは?
そしてハモンとの馴れ初めは?
タチという若い兵士の事を貴方はご存知でしたか?
ザビ家は始めは4兄弟だった?!
じゃあ後の一人はどこへ?!
1年戦争の発端となった1週間戦争はどんな戦場だったのか?
その戦場での英雄・ランバ・ラルはなぜ冷遇されたのか?
・・・などなど、ファーストファンが知りたくてたまらなかった多くの事柄が、
安彦先生の物凄く生き生きとした素晴らしい線で描かれています。
言うまでも無く安彦先生はストーリーテラーとして超一流です。
物語の方も言う事無し!
キャスバルがシャアとなる過程が驚くほど納得の物語運びです。
この愛蔵版は紙にも印刷にもこだわりぬいて、カラーも完全再現です。
見応え抜群!!
後書きは安彦先生が「前日譚3部作」を描くようになったきっかけをご自身で書かれています。
特別寄稿は何と久米田康治先生!
良かったね、久米田先生! これで堂々とガンダムネタが描けるよ!
・・・ところがどっこい、後は読んでのお楽しみ・・・。
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[ コミック ]
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機動戦士ガンダム ギレン暗殺計画 (3)
・Ark Performance
【角川書店(角川グループパブリッシング)】
発売日: 2009-07-25
参考価格: 588 円(税込)
販売価格: 588 円(税込)
( 近日発売 予約可 )
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・Ark Performance
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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機動戦士ガンダム30周年画集 天地創造
【角川グループパブリッシング】
発売日: 2009-12-10
参考価格: 9,450 円(税込)
販売価格: 9,450 円(税込)
Amazonポイント: 94 pt
( 近日発売 予約可 )
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カスタマー平均評価: 0
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[ コミック ]
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機動戦士ガンダムOOF (4)
・ときた 洸一
【角川書店(角川グループパブリッシング)】
発売日: 2009-07-25
参考価格: 588 円(税込)
販売価格: 588 円(税込)
( 近日発売 予約可 )
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・ときた 洸一
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カスタマー平均評価: 0
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