J-ROCK音楽店

ククルロが光る！
2枚目の本作、シモンズドラム(六角形のシンセドラム)の全面採用により、TERRY先生のテクニックが十分に楽しめない感はありますが、曲そのものはかなりポップに仕上がっており、一般的には聴きやすくなっていると思います。 特筆すべきはギターのウォーレン・ククルロ先生の元祖PAT THRALLをも凌駕しそうなディレイ・トリックを噛ませたバッキング、カッティングを含むコードワーク、ソロ、どれをとっても素晴らしいプレイが展開されていることかな。しかし、決してアンサンブル、歌を邪魔しないのがスゴい。ギタリスト諸君は必聴。アイディア満載のはず。
耳を澄ませば
１枚目よりモダンなシンセ・ポップ度増す２枚目。
４曲目はその代表。口ずさみ易いメロディー。
当時のイギリス勢も真っ青な感じで，彼らが目指そうとした当初のコンセプトが完成した感じがする。

曲全体が解り易くなり，一般受けし易くなった。
が，決してつまらなくなったとは思わない。

フランク・ザッパの元で養ったテクニックとセンスの両方をポップ・ミュージックの枠に確りと落とし込む事に成功していると思う。
バッキングがカッコイイんだな。時に凄く変で。ギターが特に入っちゃっている。

彼らはこのアルバムで素晴らしいメロディーをも手に入れた。
イギリス人的感覚を狙ったアメリカ人BAND。

日本人でこの感じパクッタ人達，多いよね！
嬉しい再発！！ミッシングパーソンズのセカンドアルバム
１９８４年リリースのミッシングパーソンズセカンドアルバム・・・再発してくれたＯＮＥＷＡＹレコードの仕事に感謝します。前作が結構派手なサウンドメイキングでしたのでやや地味な印象を受けますが、やっぱりクセのある見事な変態ポップアルバムに仕上がっています。テリーボジオ（Ｄｒ）・パトリックオハーン（Ｂ）・ウォーレンククルロ（Ｇ）のＺＡＰＰＡ卒業生バンドだから演奏水準は凄いに決まってます！！ジャケットはヌード（フォーカスがかった感じの？）を取ると芸術になるヘルムートニュートン・・・金かけ過ぎ？いずれにせよ、素晴らしいアルバムです。必聴！！！！