J-ROCK音楽店

果物の木
Nick Drakeのオリジナル・アルバム全3作品（「Five Leaves Left」「Bryter Layter」「Pink Moon」）をまとめて収めたボックス・セットで、＋おまけとしてドキュメンタリー映画「A Skin Too Few」のDVDがついています。アートワークは、1979年に初めてリリースされたボックス・セットと同じ（タイトル通りに“Fruit Tree”の描かれた）ものが採用されています。 新規リリースのボックス・セットではありますが、内容として何か新しい素材が含まれているとか、アレンジが新しくされたとかいうようなことは一切なく、純粋に既出音源のままのオリジナル・アルバムが3枚まとめられたボックス・セットです。なので、Nick Drake作品は全部持っているという方にももちろんですが、これから聴こうと思われている方にもお勧めで、ベスト盤かアルバム1枚をと思われているとしたら、いっそのこと、という気がしないでもない作品集です。 収録音源自体に関して特別なリニューアルなどは一切なく、一見、刮目すべき点がないボックス・セットのようではありますが、実際は色々と凝ったところのある面白い作品集です。まず、(1) セット全体のアートワークが細部まで非常に凝って作られていること。アルバム1枚ごとに、それぞれの発表当時の（だから当然アナログ仕様の）ジャケットが再現されています。「Five Leaves Left」と「Pink Moon」は共に見開きジャケットで、「Bryter Layter」はもともと見開きではありませんでしたが、かわりにエンボス（凹凸模様）加工が施されていたのが再現されています。また、(2) 100ページ程のブックレットが封入されていて、プロデューサーだったJoe Boydなどの証言が収録されています。(3) DVD付きですが、これはオランダ人監督によって制作され、2000年に発表されたNick Drakeのドキュメンタリー映画「A Skin Too Few」を収録したもので、繊細に描かれた内容もさることながら、非常に美しい、叙情的な映像が出色です。 ついでにいうと、映画を収めたDVDはボックスのおまけとしてだけでなく、後日、単行発売の予定があるそうです。また、このボックス・セット自体は、最初の在庫がなくなり次第販売終了の限定品ということのようです。
迷うことはない
いったい日本にいきなりこの４枚組を買う度胸のある人は何人いるだろう。その一人になれてちょっとうれしい。
なにしろNICK DRAKEのＣＤはこの４枚きりないので、どれか一枚でも先に買ってしまうと、もう買うことができなくなる。
バラバラに買うよりもお得なのは、ブックレットがついていること。
英語だけれど一生懸命読むと、NICK DRAKEのことがよくわかる。

それから、４枚のＣＤのうちどれから買うべきかと迷う人は多い（相対的に）と思うが（そして最初にbryter layterを買ってしまう人も・・・）、迷うことはない。この４枚組を買いなはれ。たぶん後悔しないと思う。

アニセ−アルビナのフレンズ
アニセ−アルビナのフレンズ（一作目）の映画に織り込まれた曲をあますことなく入っております。ポ−ルとミシェルが語りあっている部分まで入れられており、本当に懐かしいアルバムでした。

エルトンさんの若きし頃の声量も素晴らしいです。
フレンズは、１９７０年製作の映画です。